帰山農園のお米

「玄米」食べたことありますか

2023.05.11

玄米のススメ

「玄米」と聞くと
固い、モサモサした感じがするなど
マイナスなイメージがある方もいるかも。

その一方で
・白米の6倍の食物繊維
・ビタミンB
・ミネラルも豊富

ということで
好んで食べられる方も多くなっています。

・便秘予防
・整腸作用
・抗酸化作用
・血糖値上昇を抑える

こんな効果があるようです。

ゆめぴりかのようなもちもち感のあるお米の玄米は
しっかり浸水すれば固さも気にならずに
玄米特有の香ばしい香りを楽しめるのでおすすめ。

帰山農園でも時々白米と玄米をブレンドして
炊き上げています。

お好みの品種を玄米でお届けすることもできますので
お気軽にお申し付けくださいね。

アップ3

帰山農園の玄米の美味しい炊き方

帰山農園では
白米よりも気持ち多いくらいの水量で
しっかり浸水時間をとって炊いています。

お好みで少しの塩を加えると柔らかさも増して
美味しく炊き上がりますよ。

浸水時間は
6時間〜12時間。
夏場は菌が繁殖するので冷蔵庫で。

浸水していた水は捨てて
新しい水で炊いていきます。

炊飯器であれば玄米モードで。
土鍋など使う場合は
中火で沸騰→弱火で25分→火を止めて10分蒸らします。

ポイントは

1 しっかりと洗う

香ばしい香りは玄米ならではですが
この匂いが気になるという方にも軽減されるのでおすすめです。

また昨今の白米は昔のお米のようにゴシゴシと洗う必要がない
と言われていますが、玄米は別。

しっかりと洗うことでお米の表面に細かな傷をつけて
水が浸透しやすくするイメージです。

2 しっかり浸水する

玄米は白米に精米する時に剥がしてしまう胚芽やぬかを
残しておくということなので
当然水が染み込みにくくなっています。

多少面倒ですがしっかりと浸水させることで
ふっくらした美味しい玄米が炊けますよ。

とはいえ、この浸水が玄米のハードルを上げるのも事実。
そこで昨年開発されたのが玄米専用品種「ゆきむつみ」です。
詳しくは後ほど。

3 白米よりもやや多めの水

4 よく噛んで食べる

白米の6倍の食物繊維があるということは
お通じにも良いのですが
それは人によっては消化が悪いに通じる部分でもあります。

噛みごたえがあるのでしっかり噛むことで
玄米の持っている栄養素を十分に取り込むことに◎

5 食べ過ぎには注意

もしも玄米を食べてお腹が緩くなってしまうという方は
無理をせずに白米を召し上がってください。

食物繊維が豊富であるが故に
お腹を壊してしまう方が稀にいらっしゃるようです。

炊飯器や使う土鍋によっても
水分量や必要な浸水時間は変わってしまうので
何度か試してぜひお好みの炊き方を見つけてくださいね。

浸水3 炊き上がり2

今年も「ゆきむつみ」を育成中!

昨年、新品種として登場した
玄米専用品種「ゆきむつみ」。

ゆきむつみの良いところは
なんといっても浸水時間が短くて良いところ!

通常半日以上浸水が必要なところ
2時間程度で良いのも大きな魅力。

「ゆきさやか」「おぼろづき」を掛け合わせた品種で
程よいもっちり感が玄米にぴったり。

当園でも初めて作付けし
おかげさまで早くも完売となりました。

今年は田植えの面積を増やしているので
9月以降の収穫を楽しみにお待ちください)

S_yukimutsumi